「先即制人、後則爲人所制。」
(先んずれば即ち人を制し、後るれば則ち人の制する所と為る)
高校3年生、受験期の頃、高校時代の恩師が毎日のように言っていた言葉です。
国語教師であり、俳人であり、頭がとてつもなく良い先生でした。
この先生のおかげで今の自分があるといっても過言ではないくらい僕は影響を与えられました。
「先即制人、後則爲人所制。」
どんなことでも人より早く行動を起こせば有利であるが、逆に遅れると不利になるという意味です。
人より早く動けば、自分の思い通りになり、遅れると相手の思い通りになってしまうとも捉えられます。
正直、その先生がこわかったからというのもあるのですが、必死で勉強し、今の大学に入りました。
受験期は、「先即制人、後則爲人所制。」と何度も心で言い、勉強をしていたのを今でも覚えています。
今でもこの言葉は自分にとって必要な言葉です。
1日に1回は思い出して、自分に言い聞かせています。
でも頭ではわかっていても中々行動に移すのは、中々難しい。
言われる前にやるべきなのに、言われてからしかできていない部分も多いし、
気付いてはいるのに動けないことも多いです。
人より先に、人より先に、って考えるとすごく大変に感じることもあるけれど、
その方が自分の計画通りに進んで、結果として楽になります。
なにより、人に言われてからやるとモチベーションも下がりますからね。
考える前に行動、言われる前に行動、先回りして行動。
高校時代を思い出し、やっていきます。
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