【再現答案】令和2年度（2020年度）事例Ⅱ 中小企業診断士第2次試験

令和2年度（2020年度）事例Ⅱ 再現答案

伝統のあるハーブを栽培し、自社工場で新鮮なうちに高品質な乾燥粉末にできる点。

Z社との取引に事業を依存しており、あと2〜3年で取引中止の可能性もある点。

消費者の健康志向を背景にヘルスケア市場が拡大しており、安眠の需要もある点。

ヘルスケア市場はメーカー間競争が激しく、ブランド刷新による取引中止リスクがある点。

望ましい取引構成は、健康や長寿の効能を求めるメーカーを増やすことである。理由は、①島の高齢者が普段から食べていることを活用でき②健康や長寿に関心のある高齢者を獲得でき、売上向上が図れるためである。

安眠効果があるとされるハーブという新製品を、自社オンラインサイトで全国販売するという、新製品開発戦略。

施策は、①BBSを設置し、ハーブティーの美味しい飲み方や作り方や感想を言い合えるようにすること②顧客から新しいフレーバーや効能についての要望を集められるようにフォームを設置すること、である。

プログラムは、①B社のハーブ畑や工場の見学ツアーを行い、ハーブの歴史などを話すことでB社のファンを増やし②島のイベント時にツアーを行い、ハーブを食べる風習を体験することでX島のファンを増やす案である。