令和2年度(2020年度)事例Ⅲ 再現答案
第1問(配点20点)
(a)強み
設計から製作、据付工事まで行える一貫生産体制で装飾性の高い製品制作が行える点。
(b)弱み
作業チームの技術力に差があり、高度な技術が必要な案件を依頼できないチームがある点。
第2問(配点40点)
(設問1)
(a)問題点
問題点は、①仕様変更や図面変更などで顧客とのやりとりが多く発生している事②制作前プロセスに多くの時間を要している事である。
(b)対応策
対応策は、設計部門を新設することで、設計業務の専門化を図り、仕様変更や図面変更への対応力を強化すること、である。
(設問2)
(a)問題点
問題点は、①モノの移動に関連する作業が多く不稼働時間がある事②工程順序や工数見積もりなどの標準化が確立していない事である。
(b)対応策
対応策は、①レイアウトの見直しや5Sにより作業スペースを確保すること②工程順序や工数見積もりなどを標準化を図ることである。
第3問(配点20点)
助言は、①CADデータのDB化により過去図面を流用し設計時間短縮②2次元CADの設計データを顧客と共有化し、イメージの摺り合わせ時間短縮③図面承認と同時にリアルタイムで製作図を製造部に引き渡す④受注情報や製品仕様情報も共有化することである。
第4問(配点20点)
助言は、OJTや作業の標準化、マニュアルの整備等により、製作図の理解力と加工技術を高め、モニュメント製品の製造体制を強化すること②都市型建築の制作実績と一貫生産体制を活かし、建築用金属製品メーカー経由で建築業を市場開拓すること、である。
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