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税所篤快さん著書「若者が社会を動かすために」に救われる。

バングラデシュ初の映像教育である、e-Educationプロジェクトを立ち上げた、国際教育支援NPO「e-Education」の創業者である税所篤快会さんの著書「若者が社会を動かすために」を読みました。

 

何かしらのビジョンを持って社会を変えようと動いている僕と同世代の若い人たちに読んでもらいたい一冊です。

 

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フォローしている著者の税所さんの以下のツイートがきっかけでこの本に出会いました。第1章の途中あたりまでの内容が掲載されているので興味がある人はどうぞ。

 

 

若者が社会を動かす方法がわかるわけではない。

まず初めに断っておくと、著書を読んで「若者が社会を動かす」ための方法がわかるわけではないというのが個人的な見解です。

しかし、社会を動かす若者たちの熱い想いを知れるのは確かです。どういう考えやきっかけ、出会いで社会を動かし始めたのかを知ることができ、読んでいるこっちまでワクワクしてきて、燃えてくる内容です。

 

社会を動かす若者にも挫折はある。

この本を読んでいて、救われたのが、「社会を動かしていて、一見成功していそうに見える人も何度も挫折している」ということ。

僕自身、最近何もうまくいかず(そう思ってしまい)もうダメなのかと思うことが多くなっていたので、そのような事実に(いいのか悪いのか)救われました。

 

著者である、税所篤良さんは、バングラデシュで行う映像授業のプロジェクトを進めるときに、細かい手続きをしないままプロジェクトを早急に進めてしまった結果プロジェクトの無期限中止を言い渡された。

さらに、大手居酒屋チェーン・ワタミが主催する「みんなの夢アワード」というコンペで対象を取ることにより、開始したワタミとの合同会社も倒産させた。

 

このときの僕は世の中に失望し、自分の可能性に蓋をしようとしていた。「これから大学を無難に卒業して、安定した未来を手にしたい」……そんなことばかり考えていた。 (p.56)

 

こんなに熱くてキラキラした人でも、挫折があるのか。それがあってこそ今があるのだと、なんだか僕もまだまだだな、と立ち直りました。

 

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躍動的な人とのつながりが社会を動かす。

そんな税所さんが、挫折を乗り越え、e-Educationプロジェクトを進めていけたのも、アフリカの未承認国家ソマリランド初の大学院を立ち上げることができたのも、「人と人とのつながり」が大きかったのだという。

計8人の社会を動かす若者の話が書かれてある第二部の冒頭にも、

 

そのストーリーを追っていくと、彼らも僕と同じように、”出会いの力”と”つながりの力”によって突き動かされてきた事実が見えてきた。動かない社会は、躍動的な人とのつながりによってこそ打開されるのだ。(p.111)

と書かれてある。

 

本との出会いがきっかけとなる。

この「若者が社会を動かすために」の中にもいくつかの本が紹介されており、その本を読んだことが行動のきっかけになっていることが多々あった。

僕自身もこの本に出会い、読んだことにより、自分が目指すべき道へ進み続ける活力が湧いてきた。

特に、地方にいれば、人との出会いが限られてくるため、本との出会いも大切にしていくべきだと痛感した。

 

社会を動かそうとしている若い人たちに読んでもらいたいです。

 

 

若者が社会を動かすために (ベスト新書)

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