2016年4月15日に、HTML5プロフェッショナル認定資格レベル1を取得しました。
受験を思い立ったのが、ちょうど1週間前です。受験しようと思った日に、受験予約をして、アマゾンで教材を購入し、わずか1週間の勉強で合格しました。
受験前の私のHTMLに関する知識とレベル、そして勉強方法を紹介したいと思います。
目次
受験前の私の実力と経歴
なんとなくコードが読めて、コピペしながらならウェブサイトが作れる程度
- 文系の大学5年生です。
- 独学でHTMLと CSSを勉強して、ネットで調べながら(コピペを駆使して)なんとかホームページが作れる。
- 綺麗なコードを書くことはできず、(文法を無視してるけど)なんとか綺麗に表示されるサイトは作れる。
- HTML5に関する知識はゼロに等しい。
- 実務経験はゼロです。
受験の動機
- 今後利用が増えてくるHTML5の知識をつけたかった。
- 客観的に自身のスキルと知識を証明するため。
ホームページつくれます!って言っても、証明できるものが今ひとつなく、何か提示できるものが欲しかったので。
受験結果
受験結果 | |
得点 | 78 |
必修合格点 | 67 |
結果 | 合格 |
セクション別スコア(分野別得点率) | |
Webの基礎知識 | 68 |
CSS3 | 80 |
要素 | 84 |
レスポンシブWebデザイン | 85 |
オフラインWebアプリケーション (概要とマニフェスト) | 66 |
合格点より10点以上余裕があったので、まずまずでしょうか。
ちなみに、合格点は公表されておらず、
サイコメトリック(計量心理学)を導入し、約7割程度の正答率で合格できるような設定となっています。
1週間で合格するために行った3つのこと。
HTML5初心者の大学5年生が一週間で合格するために行ったことを紹介していきます。
まず最初に受験申し込みをする。
「締め切り効果」というものがありますが、まずはじめに受験日を決めることが大事です。
なんでもそうですが、締め切りがないことは永遠に終わりません。
HTML5プロフェッショナル認定試験のウェブサイトによると勉強時間の目安は、2週間から3ヶ月だそうです。
「レベル1の場合はおよそ2週間~3ヶ月程度でしょう。実際にコーディングをするなど手を動かして実機で学ぶことをお勧めします。
私の場合は、1日4時間程度の勉強を1週間続けました。
1ヶ月あれば、十分可能だと思います。
まずは、受験日を決めて、そこから勉強を開始しましょう!自然とモチベーションも高まります。
HTML5プロフェッショナル認定試験の受験方式はコンピュータベーストテスト(CBT)なので、
受全国各地から好きな会場や日時を自由に選択して受験することができます。
サンプル問題で自分の実力を知る。
まず一番はじめに、公式Webサイトのサンプル問題を解きました。
サンプル問題はこちらから
参考 サンプル問題/例題解説Web資格なら「HTML5プロフェッショナル認定試験」公式サイト正直舐めてかかっていたのですが、2割程度しか解くことができませんでした。
参考書を3つ購入して勉強する(完璧に読む必要はない)
①HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1攻略テキスト
この参考書は、Amazonのレビューに書かれているように、誤植がすさまじく多いです。
誤植を修正するだけで1時間程度時間がかかりました。
誤植さえなければ、初心者には非常にわかりやすい参考書になっています。
サンプル問題、誤植等の修正内容はこちらから!
参考 サンプル問題・正誤情報秀和システムこの参考書を読み、例題も完璧にマスターして、満足していたら本試験は100%落ちます。これは保証します。
入門書レベルだと思ってください。
②HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 対策テキスト&問題集 (Mynavi Examination Library)
次にこの参考書に移ります。まずは、こちらのサポートサイトにある、模擬試験を受けましょう。
参考 『HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 対策テキスト&問題集』サポートサイトマイナビブックス参考書の2ページ目にパスワードが掲載されています。
おそらく、この模擬試験はさんざんな結果なはずです。
一つ目の参考書を完全にマスターしたつもりになっていた私は、この模擬試験を3割程度しか正解することができませんでした。この時点では答え合わせをするだけにして解説は読まないようにしてください。
こちらの参考書は、重要度順のカリキュラムになっていて、説明も詳細です。
模擬試験で挫折した悔しさでこの参考書も読み切りましょう。
練習問題は、解説をしっかりと読んで完全に理解するようにしてください。
参考書が一通り終わったら、もう一度、模擬試験を受けてみてください。
ここで初めて、間違えたところの解説を読みましょう。
③HTML教科書 HTML5レベル1
最後に、こちらの参考書を攻略していきます。私の感触としては、この問題集が一番難しいです。
まず、各章末にある問題を解いていきます。ここまで2冊参考書を解いてきてもまだ、正答率が低いかと思います。
各章末の問題を解き終わったら、自分が理解できていない項目が自ずとわかってくるかと思うので、その箇所をこの参考書で理解できるようにしてください。
ここまで進むとあと一息です。
②と③の練習問題は100%正解できるくらいにしておいてください。
わかりにくいところがあれば、Google先生に聞いて理解を深めましょう。
合格のポイント!
HTMLのタグは何の略か覚えるべし。
例えば<col>は、テーブルの列に関する指定を行い、span属性の無い <colgroup> の子要素として記述するタグです。
colで覚えるよりも、column(カラム・列)の略と覚える方が簡単です。
こちらのHTMLリファレンスを参考にしてくださいね。
参考 HTMLリファレンスとほほのWWW入門Web初心者の方へ!
Webの基礎知識とオフラインWebアプリケーション(概要とマニフェスト)でかなり、点数を落とすかと思います。
僕もそうでした。ここを重点的に勉強しておきましょう。
余裕があれば、こちらの本を読んで勉強しておくと安心かと思います。
試験範囲でもある、Webの仕組みとプロトコルを簡単に理解することができますよ。
【追記】出題範囲の改定(Ver2.0)について
2017年3月1日から、HTML5プロフェッショナル認定試験Level.1の出題範囲が変更されたようです。
変更点の概要は以下の通りだそうです。
・サーバ関連技術に関する出題を減らしました。
⇒クライアント系のみの仕事をされる方に配慮した内容としました。・HTML5 で何が出来るかの知識や Web アプリの知識を問う質問を増やしました。
⇒認定者の対象として、Web ディレクターをより意識した内容としました。
また、APIに関する知識を問う問題が新規で追加されたようです!
Ver2.0対応のテキストは?
僕がVer1.0の試験対策に利用していた、マイナビさんの参考書で「Ver2.0対応版」の参考書が出ていました。これから試験対策に臨まれる方は、こちらをお使いください!
その他の参考書については、まだver2.0対応版は出版されていないようです。
最後に
試験時間は、90分ですが、普通にやれば30分は余るかと思います。見直しをしっかりして無駄な失点を少なくしましょう。コンピュータでのテストの場合はその場で合否と点数がわかりますよ!
みなさんの健闘を祈ります!
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