小学生の頃、2回転校を経験しました。
僕は、愛媛県で生まれたのですが、物心ついた頃には香川にいて、
そこで、小学校2年生までの8年間過ごしました。
父親の仕事の都合で徳島に引っ越すことになったのですが、
その頃は引っ越すこと、転校することの意味が良くわかっていなかったように感じます。
ただ新しい所に住むことということにわくわくしていました。
ですが、新しい環境に適応することは簡単ではありませんでした。
香川では、通用していたことが徳島では通用しないのです。
今までの当たり前が覆された初めての経験です。
そして小学校4年生の時に愛媛県に引っ越しました。
一度転校を経験した自分は、どうやって適応すればいいのか、ある程度要領を得ていました。
徳島での当たり前もここでは通用しない。だから、様子を見て行動しよう。下手なことはしないでおこう。
と考えるようになりました。
「様子を見て行動する」「下手なことはしないでおこう」という事は、それからの生活でも癖になってしまいました。
自分を取り繕って、問題が起きないように、周りの目を気にしながら生活するようになってしまいました。
それは、どんな環境でもすぐに適応できるという意味では良いのかもしれませんが。
自分の本音を、想いを、怒りを、不満を、不安を誰かに言うことも難しくなってしまいました。
今もそうです。
本音で話せない。同調してしまう。
客観的に自分を見て、ダメなことだとわかっていてもなかなか直せません。
最近少しずつ変わってきたように感じますが、まだまだです。
自分に正直に、本音で生きていきたいものです。
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